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熱湯をかけられたサクちゃん


2006年03月05日


保護者さんのお宅に里親募集用の写真を撮りに行った時に
いつも隠れて出てこないサクちゃんが出てきていました。

サクちゃんはお外にいて「鳴き声がうるさい!」
と言って近所の人に熱湯をかけられ、
その後保護され手術をしたのですが元に戻らず、
保護者さん宅には他にもたくさんの保護猫がいるため十分なケアも出来ず、
当然人を怖がり馴れることもなく、里親募集も出来ないまま5年間もそのままで 保護宅にいました。

私は以前から話を聞き、顔だけは見たことがあったのですが、この日初めて背 中の傷を目撃し、
もう5年以上も経っているのについこの間の傷のように見えかなりのショックでし た。
保護者さんの話しでは今でも血が吹き出ているそうです。

5年も経っているし、保護者さんは一つの病院にしか行っていないので
サクちゃんの傷を治せる病院があるかもしれないと思い
とりあえず病院を探すことに。

写真1、赤い部分が熱湯をかけられたところ。
写真2、落ちていたかさぶた。とてもかさぶたには見えません。
写真3、押入れに隠れているサクちゃん。
2006年03月09日
知人が通っている病院の院長先生に聞いてくれたところ、
1ヶ月の入院で2回手術すればなんとかなる、
可哀想だからぜひ手術をしてあげたいし、治療費もかなり安くして下さるとのこと で、サクちゃんの手術が決まりました!

ただ、保護者さんが
せっかく自分のところで落ち着いているのに手術をさせるのは可哀想だし、費用 を考えると・・・
とのことで不安がって渋っていたのでなんとか説得し
お互いの都合が合う日にサクちゃんを連れて行くことになりました。
2006年03月18日


なかなか保護者さんとの予定が合わず、やっとこの日サクちゃんを入院させるこ とに。
サクちゃんは人馴れをしていなく家庭内野良化していたので
無事捕まえることが出来るか心配だったが無事捕獲出来、車で1時間かけて病 院へ。

手術内容は、お腹の皮を引っ張りあげてかぶせ縫い合わせる
とのことでサクちゃんはオデブさんだったのでバッチリOK。

エイズ・白血病や肝臓・腎臓・心臓の検査をし、夕方には手術が済み、順調に行 けば1ヶ月ほどの入院で済むとのことでした。
良かった良かった(^^)

ただ、この日の夜、なんと私まで急性胃腸炎で入院することとなり
今後の報告は知人からしてもらうことに・・・

写真は移動中のサクちゃん
2006年03月20日

【知人からの報告】

術後も順調で、この1回の手術で済むかもしれないとのこと。
傷口が開かないようにゴムバンドでとめてあります。
それがちょっとボンレスハムのよう(笑)
2006年03月25日
【知人からの報告】

術後の経過も順調で、あと1週間くらいしたら抜糸できるとのこと。
でもサクちゃんは、威嚇はしなくても人が近づくとパニックを起こしてしまうので写 真も遠くからパチリ。
目が光っていてちょっと怖いかも。

※この頃、私は退院していたのですがまだ本調子でもなく
病院も行くのに一時間かかるため、引き続き知人に報告してもらうことに。
2005年04月04日
【知人からの報告】

順調なサクちゃんでしたが、やっぱり傷口大きいことと、
お腹の皮膚が下に戻ろうとして縫い目から傷が開いてしまうとのことで、
縫い直すことはせずに、お腹から傷口に向ってネット状の包帯で皮膚が下に戻らないように固定す ることに。
2006年04月07日

【知人からの報告】

いつもは奥のほうで寝ていることが多かったサクちゃんが、今日は一番手前まで きてお座り。
だけどまだ「シャー」と威嚇。
何日かに1回は軽い鎮静剤をうって傷口の消毒とネットの張替えをしているとの こと。
2006年04月12日


【知人からの報告】

包帯が外されていた。
どうやら傷口のまわりの皮膚が死んでしまっていて、周りを切り取り、また皮膚 を伸ばして縫い合わせる手術をするとのこと。
サクちゃん自体はご飯をモリモリ食べていたって元気。
2006年07月24日


もうすぐ退院出来るとの連絡が入る。
そしてやっとサクちゃんのお見舞いに行くことが出来た。
サクちゃんはちょっと痩せたけど元気そう。
そして人馴れは相変わらずしてないけれど、ご飯は看護士さんに催促するように なったとのことでした。
2006年10月21日



【知人からの報告】

一旦は退院が出来る予定だったが、1cm程残った傷が時間が経つと、どうして もお腹側に皮膚が引っ張られるため避けてきてしまい
新しく出来た皮膚も薄いため、傷口のカサブタが出来ると
カサブタの成分のたんばく質が皮膚を溶かしてしまうということで
退院出来ず、入院して半年のうちに、お腹から皮膚を伸ばし
背中で縫い合わせるという手術を3回おこない、退院は未定とのこと。

毎日消毒とかさぶたを剥がす処置をしているため
あれだけ人馴れをしていなかったサクちゃんがすっかり甘えん坊猫に大変身。
看護士さんの姿が見えるとケージの壁でスリスリゴロニャン。
誰でも触れるにゃんこになる。
2006年12月27日


【知人からの報告】

やっとキズも小さくなって毛も生えてきた。
それに甘えん坊猫に大変身したサクちゃん
ケージから手を出して撫でろ撫でろと催促。
2007年01月09日


5ヶ月ぶりにサクちゃんに会いに行けた。
知人に聞いていた通りサクちゃんは私が会ってもスリスリゴロゴロモミモミ。
傷はまだ少し残っていてまだしばらく入院とのこと。
2007年02月01日



【知人からの報告】

赤い部分の周りの皮膚がもり上がってくっついてくれたら退院出来るとのこと。
先生はイヤな治療をするから大嫌い!
看護士さんはご飯くれるし撫でてくれるから好き〜
のサクちゃん。
2007年04月02日


あと1〜2ヶ月は退院出来ないと思っていたサクちゃんが退院出来ることに!

ただ、退院したらたくさんの保護猫のいる保護者さんのところでは心配なので、 里親さんが見つかるまで預かってくれる、という預かりさんのところにお願いしよ うと思っていたら、病院の看護士さんがサクちゃんの里親さんに申し出てくれ、そ のまま看護士さんの元へ行くことに!

1年以上ケージにいたので広いところが苦手になり
看護士さんに必死にしがみ付くサクちゃん。

※まだ毛が生えてないところがありますが傷はすっかりなくなりました。
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当初1ヶ月ほどの入院で済む予定だったサクちゃんですが
日々の傷口の消毒の度にパニックを起こし、
暴れてしまう為にまた傷口が開いてしまったりと長期戦になり、
半年が過ぎた頃、だんだん人馴れしてきて触れるようになったため、
診察や消毒もスムーズにできるようになり、皮膚もほぼ完全に再生しました。

あのまま保護者さんの元にいたら甘えることも知らずに
人を信用せず、血の吹き出る傷を背負って一生を終えるところだったサクちゃん が今では傷も綺麗に治り、優しい里親さんも見つかり
これも献身的に診て下さった病院の方々のお陰です。

そして人馴れしていない猫でも一生懸命お世話をすれば
心を開き信用してくれるようになることがよくわかりました。

サクちゃんの里親さん(看護士さん)は、慣れたといっても怖がりさんのサクちゃ んのために大きな2階建てケージを購入してくれたそうです。
そして別で保護されてきた人馴れしてなく、後ろ片足の足先に神経麻痺のある 子も一緒に引き取るそうです。

そんな優しい里親さんの元でサクちゃんはたくさん甘えて
幸せに暮らしていけると思います。

最後にサクちゃんを抱っこさせてもらいました。
ママ〜と里親の看護士さんの方を不安に見ていましたが
しっかり抱っこさせてくれました(^^)

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今回のサクちゃんのことでは私は最初にちょっと動いただけで
後は知人がお見舞いに行ってくれ報告をしてくれていました。

そしてサクちゃんの預かりを申し出てくれていた方がいたからこそ
サクちゃんの退院を安心して待つことが出来ました。

このお2人に心から感謝いたします。
本当にありがとうございました!

そしてサクちゃんを応援してくれていた皆様にも感謝です!

サクちゃんはたくさんの方のご協力があって
こうして幸せになることが出来ました!

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